当たり前のように雪のブログになりますが、本当にこの仕事をしていて良かったです。
しみじみと感じました。
あの大雪、犬が走れば楽しいのかもしれませんが、そんな事より、そうもいかない方々もいます。
それが、本当に犬のことで悩んでしまっている方なのかもしれません。
その時こそ、この仕事をしている人間としてはチカラになりたいと思うんです。
べつに雪じゃなくたって、日頃から犬たちへの楽しさや生きがいを大切にさせてるつもりです。
もちろん雪も楽しいですが。
ただ、こうゆう時にどれだけ困った方や色々な事情がある方のチカラになれるか。
去勢後の管理、送迎、遠いとこから来ていただいた方、代行、リハビリ、定期ケア。
犬に関わる人間として、そうなる前と今とでは変わったことが、この大雪で思い出しました。
ふと、生徒さんとそんな話になりました。
雪が降った、犬が走り回れて楽しい!そうゆう感覚が一切ありません。
はやく溶けてほしい。
昨晩、22時頃でしょうか。。。
犬たちとやわらかい雪のうちに30分ほど楽しく遊び、すぐに自宅前をすべて雪かきしました。
以前、雪が降った!走らせて遊ばせて楽しかった!という方がいました。
しかし次の日、前日にその犬が通って固まった雪や遊んだ形跡で、犬は転倒し数ヵ所も骨折しました。
さらに、近所の別の犬も,その場を通った際に滑って怪我もさせてしまいました。
自分の犬を遊ばせた形跡で、別の犬までも怪我をさせてしまったのです。
楽しかったと満足するのは人だけで、さらさら・かちかち、区別つかない犬に雪に飛び乗るように人が教えてしまったからです。
一般の飼い主さんのような感覚で、楽しさ等を共有する事だけじゃなく、逆のことを伝える事が、この仕事の最大の役目の一つでもある。
そんな話になりました。
雪はテンションが上がり、走り回り、楽しい。
しかし、地域や環境によっては、危険です。
アパートや住宅地などは避けましょう。
ましてや、散歩の引っ張りや飛びつきに悩んでる方を相手しているのに、トレーナーとして本末転倒。
楽しさももちろん大事ですが。
犬の排泄を始末せずイライラするのと同様、走らせたあとそのまま放置しないように・・・
ぜひ伝えてほしいですと、またその方から先日連絡がありました。
晴れでも雨でも雪でも、そんなこと関係なくみんな毎日一所懸命に楽しく頑張ってる犬たちなんです!